バスケ B リーグ とは?

知らない人も多いかもしれないが、バスケBリーグとはプロ野球、Jリーグに次ぐ第三位の売り上げ規模を誇る日本のプロスポーツリーグなのだ。

プロバスケットボールリーグといえば、アメリカのNBAが有名だが、日本にもプロバスケットボールリーグがあったことに驚いた方も多いはずだ。

この記事では、前身だったbjリーグからBリーグが生まれた経緯や歴史、そしてBリーグ チーム、ルール、楽しみ方などを紹介していきたいと思う。

プロバスケ試合のことを何も知らない人のために、Bリーグ仕組みなどを丁寧に解説していくので、是非お読み頂きたい。

Bリーグ 仕組み、歴史は?

そもそも日本でプロの バスケット ボール選手が誕生したのは1997年、プロスポーツチーム誕生への動きは1996年の バスケット ボール日本リーグ機構(JBL)誕生に端を発する。

しかし、ここからバスケBリーグが誕生するまでにはかなりの紆余曲折があり、険しい道のりだった。

JBL発足後、まずは日本初のプロ バスケット ボール チーム として誕生したのが新潟アルビレックス (現 新潟 アルビレックスBB)で、これが2000年の出来事だ。

しかし、JBLによるプロリーグ発足への 準備 は思うように進まず、業を煮やした新潟や埼玉が別のリーグを発足させる事態となった。これがbjリーグ。

初代チームのラインアップは新潟、埼玉、仙台、東京、大阪、大分の6 チーム 。日本初プロ バスケット リーグが遂に花開いたのだ。

しかし、この時点でJBLとbjリーグという二つのリーグが混在するようになってしまった。

bjリーグの誕生とJBLとの対立

完全にプロリーグとして誕生したbjリーグの道は茨の道だった。

そもそも、プロと実業団 チーム が混在するJBLにおいて、経済的に恵まれている実業団 チーム とチーム経営に苦しむプロ チーム の間には大きな隔たりがあった。

プロリーグ化を果たしたbjリーグも、同様の問題を抱えることになる。JBLよりも明らかに人気面や動員数では上回っていたにも関わらず、選手への待遇面ではJBLの実業団 チーム に全く歯が立たないのだ。

こんな状況を見たFIBA(国際 バスケット ボール連盟)は2008年、日本に対し1国1リーグが望ましい、という最初の警告を行った。

NBLの発足

これを受ける形で、2013年にようやく日本 バスケット ボール協会 (JBA) が新たなプロリーグ構想としてNBL(ナショナル・バスケット ボール・リーグ)という新リーグを発足させるが、bjリーグとの統一は困難を極めた

原因はやはり実業団 チーム との実力、年俸など待遇の差。そして、企業側が企業の名を チーム 名から外すことに難色を示し、プロ化に協力的ではなかったということもある。

改善が見られない日本の状況に対し、FIBAは2013年になんと日本 バスケット ボール協会に資格停止処分を下す事態になった。

これは男子選手のみならず、女子を含む全ての 日本 代表 選手が国際試合に参加できなくなることを意味した。

Bリーグの誕生

そこで、JPBL(ジャパン・プロフェッショナル・バスケット ボール・リーグ)が2015年に設立され、現在のバスケ Bリーグの礎となったのである。

初のシーズンは2016年9月に開幕。これに貢献したのがチェアマン川淵三郎率いるJapan 2024 Taskforceである。そう、Jリーグ設立を成し遂げた男である。

Bリーグ 仕組みを見ていて、Jリーグと似ていると感じる人は多いだろう。これも不思議ではないのだ。

特に、B1とB2のチームに課せられるライセンス条件(観客動員数、年間売上)を見ると、Jリーグのノウハウが見事に盛り込まれているのは明らか。

Bリーグの素晴らしい点は、後進の教育にも積極的なところだ。それぞれのバスケBリーグ チームが18歳以下、15歳以下のチームを別に抱えている点も見逃せない。

そして、それぞれにチャンピオン シップ バスケ u15、チャンピオン シップ バスケ u18も行われており、興行として大成功を収めている。

また、bjリーグ時代でも行っていた、合同トライアウトも開催している。一般人からでも有力な人材が現れれば積極的に採用する。

更に面白いのは、bjリーグ時代に行っていたドラフト会議制度を廃止し、各チームが自由に新人選手を獲得できるように改革されたことだ。

Bリーグ チームは?

まず、B1、B2、B3の3リーグに分かれている。これはJリーグと同じだと考えてもらえばいいだろう。バスケ B リーグ チーム 数は全部で55で、かなり多い。

チーム 数はそれぞれB1が24 チーム、B2が14チーム、B3が17チーム。B1は東地区、中地区、西地区の3カンファレンス制、B2は東と西の2カンファレンス制となっている。

バスケB1リーグ 参加チーム

各チームの本拠地や過去の最高戦績を簡単にまとめてみたので、チェックしてみよう。

まずはB1バスケットボールチームから。2016年に始まって以来、開催された5シーズンの優勝 チーム がいずれも東地区に集まっていることに注目だ。

ファンの間でも、東地区が強すぎるという声は多い。特にトヨタ自動車が抱える長い歴史を持つ A 東京 と宇都宮ブレックスは5シーズン中に2度ずつ優勝を収めている強豪チームだ。

東カンファレンス
レバンガ北海道 北海道 株式会社正栄プロジェクト 北海きたえーる 地区4位 公式サイトへ
仙台89ERS 宮城県 株式会社アップドラフト ゼビオアリーナ仙台 地区6位 公式サイトへ
秋田ノーザンハピネッツ 秋田県 なし CNAアリーナ☆あきた 地区5位 公式サイトへ
茨城ロボッツ 茨城県 株式会社サンライフコーポレーション アダストリアみとアリーナ 地区10位 公式サイトへ
宇都宮ブレックス 栃木県 株式会社栃木銀行 ブレックスアリーナ宇都宮 優勝(16-17、21-22) 公式サイトへ
群馬クレインサンダーズ 群馬県 沖電気工業株式会社 太田市運動公園市民体育館 地区7位 公式サイトへ
千葉ジェッツ 千葉県 株式会社金太郎ホーム 船橋アリーナ 優勝(20-21 公式サイトへ
アルバルク東京 東京都 トヨタ自動車株式会社 国立代々木競技場第一体育館 優勝(17-18、18-19 公式サイトへ
中カンファレンス
サンロッカーズ渋谷 北海道 株式会社正栄プロジェクト 北海きたえーる 地区4位 公式サイトへ
川崎ブレイブサンダース 神奈川県 株式会社東芝 川崎市とどろきアリーナ 地区1位 公式サイトへ
横浜ビーコルセアーズ 神奈川県 興和株式会社 横浜国際プール 地区5位 公式サイトへ
新潟アルビレックスBB 新潟県 三幸製菓株式会社 アオーレ長岡 地区1位 公式サイトへ
富山グラウジーズ 富山県 株式会社アイザック 富山市総合体育館 地区3位 公式サイトへ
信州ブレイブウォリアーズ 長野県 株式会社信州スポーツスピリット ホワイトリング 地区5位 公式サイトへ
三遠ネオフェニックス 愛知県 株式会社アツミテック 豊橋市総合体育館 地区2位 公式サイトへ
シーホース三河 愛知都 アイシン精機株式会社 ウイングアリーナ刈谷 地区1位 公式サイトへ
西カンファレンス
ファイティングイーグルス名古屋 愛知県 豊通ファイティングイーグルス株式会社 北海きたえーる B1初昇格 公式サイトへ
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 愛知県 三菱電機株式会社 ドルフィンズアリーナ 地区2位 公式サイトへ
滋賀レイクス 滋賀県 株式会社サン・クロレラ ウカルちゃんアリーナ 地区3位 公式サイトへ
京都ハンナリーズ 京都府 株式会社アーキエムズ 京都市体育館 地区2位 公式サイトへ
大阪エヴェッサ 大阪府 ヒューマンホールディングス株式会社 おおきにアリーナ舞洲 地区2位 公式サイトへ
島根スサノオマジック 島根県 山陰合同銀行 松江市総合体育館 準優勝(16-17) 公式サイトへ
広島ドラゴンフライズ 広島県 NOVAホールディングス株式会社 広島サンプラザホール 地区6位 公式サイトへ
琉球ゴールデンキングス 沖縄県 全保連株式会社 沖縄アリーナ 地区1位 公式サイトへ

このBリーグ チームデータの出典は2022-23シーズン開始時点の公式情報で、上記

ファイティングイーグルス名古屋は今回初昇格なので、まだB1での成績はない。

また、親企業やスポンサーに関しては、身売りや譲渡も多く、変化が激しい。例えば、2022年に 中 地区 の サン ロ ッカ ーズ 渋谷は親企業の株式会社日立製作所がセガサミーホールディングスへの譲渡を表明。

2017年にはブレイブサンダースが東芝からDeNAへと身売りされる事件もあった。

バスケB2リーグ

続いてB2を見ていこう。こちらは7 チーム ずつ東地区と西地区に分かれている。

東カンファレンス
青森ワッツ 青森県 マエダアリーナ(新青森県総合運動公園) なし 公式サイトへ
山形ワイヴァンズ 山形県 山形県総合運動公園 なし 公式サイトへ
福島ファイヤーボンズ 福島県 宝来屋郡山総合体育館 なし 公式サイトへ
越谷アルファーズ 埼玉県 越谷市立総合体育館 なし 公式サイトへ
アルティーリ千葉 千葉県 千葉ポートアリーナ なし 公式サイトへ
アースフレンズ東京Z 東京都 大田区総合体育館 なし 公式サイトへ
西宮ストークス 兵庫県 西宮市立中央体育館 一回(17-18) 公式サイトへ
西カンファレンス
バンビシャス奈良 奈良県 ロートアリーナ奈良 なし 公式サイトへ
香川ファイブアローズ 香川県 高松市総合体育館 なし 公式サイトへ
愛媛オレンジバイキングス 愛媛県 松山市総合コミュニティセンター なし 公式サイトへ
ライジングゼファー福岡 福岡県 照葉積水ハウスアリーナ 一回(18-19) 公式サイトへ
佐賀バルーナーズ 佐賀県 SAGAプラザ(総合体育館) なし 公式サイトへ
長崎ヴェルカ 長崎県 長崎県立総合体育館 なし 公式サイトへ
熊本ヴォルターズ 熊本県 熊本県立総合体育館 なし 公式サイトへ

このように、現時点ではB2からB1へ昇格しているチームがたった2チームしかなく、B1昇格への壁は非常に高いことが見て取れる。

B3リーグのチームも簡単に紹介しておこう。こちらはカンファレンス別には分かれておらず、17 チーム が存在する。

  • 岩手ビッグブルズ
  • さいたまブロンコス
  • 横浜エクセレンス
  • しながわシティバスケットボールクラブ
  • 山口ペイトリオッツ
  • 東京ユナイテッドバスケットボールクラブ
  • 立川ダイス
  • 湘南ユナイテッドBC
  • ヴィアティン三重
  • 東京八王子ビートレインズ
  • 金沢 武士 団
  • ベルテックス静岡
  • 豊田合成スコーピオンズ
  • アイシン アレイオンズ
  • 岐阜スゥープス
  • トライフープ岡山
  • 鹿児島レブナイズ

余談ではあるが、金沢 武士 団 の読み方は金沢サムライズと呼ぶ。こういったネーミングの妙もBリーグの魅力の一つ。

メンバー数、ロスター

一ゲームにエントリーできる選手の数(ロスター)は13人までで、コート上で同時にプレイするのは各 クラブ 5人ずつ。

ゲームの中断時やゴール直後などに、ベンチにいる選手と随時交代しながらゲームを進める。メンバーチェンジに制限はなく、何度でも可能だ。

強い クラブ ほど、様々な分野に優れた控えメンバーを揃えており、中心メンバーだけでなく、戦略に応じて控え選手を如何に効率的に使い分けることが出来るかがヘッドコーチの手腕となる。

尚、Bリーグでは外国人枠とアマチュア選手枠の数が定められており、ベンチ登録数とゲーム出場数には制限がある。

Bリーグ ルールは?

さて、それではシーズンはいつ始まり、どのように終わるのだろうか。全部で何 試合 あり、優勝がどのように決まるのか、Bリーグ ルールとBリーグ 仕組みを具体的に見ていこう。

ちなみに、ゲーム時間は10分×4クオーターだが、サッカーと違ってタイムアウトやプレーの中断時は時計が止まるので、実際には終了までに2時間ほどかかる。

レギュラーシーズン

まず、開幕戦は9月で、5月までの8ヵ月間がレギュラーシーズンとなる。バスケ ビーリーグ 試合数は全部で60ゲーム

そして、このレギュラーシーズンでの 勝率 や 得失点 差 如何で、シーズン後に行われるプレイオフ「B Leaugue Championship」に出場できるかどうかが決まる。

プレーオフ

このプレイオフに出場できるのは各地区の 上位 2 クラブ 他、その6 クラブ を除く全地区全体の 上位 2クラブのみ。合計8チームだ。

このB League Championshipは2試合 制のトーナメント形式で、もし2試合 目が終了した時点で1勝1敗だった 場合 は、3試合 目が行われる。

このポストシーズンの醍醐味は、必ずしも地区の 上位 チームが勝つとは限らず、下克上が起こる 場合 も多い点。

最も印象深かった過去の下克上例は、2022年に激戦区の東地区を4位で終了した宇都宮ブレックスが、プレーオフで一気に勢いに乗り、リーグ最高勝率だった琉球を見事破り、優勝に輝いた事件だ。

残留プレーオフ

ポストシーズンでは、各リーグにおける残留を賭けた残留プレーオフも行われる。つまりB1 B2の入れ替え戦だ。

レギュラーシーズンの成績において下位4 クラブ がこのプレーオフに参加し、1回戦は先に2勝しなければならない。

この時点で4 クラブ 中の敗れた2 クラブ は自動的にB2へ降格

2回戦は1発勝負で、これに勝てば残留決定。負けると、「B1 B2入れ替え戦」へと駒を進める。

B1 B2入れ替え戦

一方、B2でも同様にポストシーズンのチャンピオンシップが行われ、ここでの優勝、準優勝 クラブ はB1昇格が決定する。

そして、このチャンピオンシップで3位となった クラブ と、先ほどの残留プレーオフで惜しくも2位となった クラブ が、最後の一コマを巡って戦うのがB1 B2入れ替え戦

このB1 B2入れ替え戦はたった一 試合 だけの緊張案溢れる大会となる。

どこで Bリーグは配信されてるの?

さて、そもそもバスケ ビーリーグ ゲーム中継はどのような形で配信されているのだろうか。テレビ?ネット配信?試合数は?サービス料や会員料金は?このあたりを詳しくチェックしていこう。

ネット配信

まず、オンラインストリーミング配信では、現在2つの手段がある。以下、試合数や月額料金を表にしてまとめてみよう。無料配信は残念ながら行われていない。

テレビ中継とは違い、場所を選ばないのでこちらは非常に利便性が高い。月額料金がかかるとはいえ、他のスポーツも見れるので、お得度はかなり高いと言える。

動画配信プロバイダー 試合数 月額料金 メリット
バスケットLIVE B1、B2の全公式戦完全生中継
  • 300円
  • 500円(4,900円/年)Amazon Prime
  • 508円Yahoo! プレミアム会員
  • 30日間見逃し配信
  • Amazon Prime 会員
  • Yahoo プレミアム会員
Hulu B1公式戦72試合 1,026円 2週間無料お試し期間あり

以前はDAZNやJ Sports オンデマンドでも配信を行っていたのだが、2021〜22年シーズン以来、Bリーグ 試合 中継の配信は行っていない。

バスケット Live はBリーグのオフィシャルスポンサーであるソフトバンクとヤフーが共同運営する動画配信サービスで、完全にBリーグに特化しているため、使い勝手は最もよい。

モバイルにも対応しており、機能も豊富なことから、バスケライブ配信アプリとしてファンの間で非常に人気だ。

テレビ放送

一応 試合 はテレビでも中継されている。各チームが本拠地とする地元のテレビ局では、時折公式戦を中継しており、追加料金なしで観戦できるのでお得。

NHKでも年間数 試合 のみ中継を行っている。こちらも受信料さえ払っていればタダで済むのは大きなメリット。

プロバイダー 試合数 月額料金 メリット
スカパー!Bリーグセット B1の全公式戦 2,955円(最初の月は無料) Bリーグセットオンデマンドならモバイル機器からも視聴可能
地方テレビ局 B1公式戦72試合 1,026円 無料
NHK シーズン中の数試合 受信料のみ 無料

尚、各試合の放送予定に関しては、Bリーグの公式ホームページ上に全て記載されているので、そちらをチェックしてみよう。

何故Bリーグが人気なのか?

Bリーグ バスケットのスポーツとしての魅力だけではなく、様々なエンターテインメントを発信している。ここにその人気の秘密があるのだ。

試合前のパフォーマンスや会場の演出、音楽はなかなかの迫力で、家族連れでも友達同士でもデートでも、バスケットを知らない人でも存分に楽しめる環境となっている。

そして、忘れてはならないのがマスコットやチアリーダーの存在。特にチアは会場の雰囲気を盛り上げてくれる重要な要素となっている。

また、アメリカのNBAでもお馴染みのオールスターもある。ダンクコンテストやスリーポイントコンテストは絶対に逃せない。

チアリーダー

忘れてはならないのがチアガールの存在だ。Bリーグの各 クラブ には専属のチアリーディングが存在し、試合を更に盛り上げてくれる。

彼女たちは通称「Bチア」と呼ばれ、その美貌も去ることながら、プロフェッショナルで素晴らしいダンスは、Bリーグファンの楽しみの一つとなっている。

個人的にインスタグラムやツイッターなどSNSで情報を発信しているチアガールもいれば、多数のファンを抱える大人気Bチアもたくさんいる。

例えば A 東京 のHARUHI、横浜 BC のHISANO、名古屋 D のSHIHOなど、注目されているチアは多い。

興味がある方は、是非各 クラブ の公式HPを見てチアリーディングチームをチェックして、彼女たちのことも応援してほしい。

チケット値段と購入方法

チケットにはシーズンチケット(24試合か30試合)か、単日売りチケットがあり、観戦の場所として指定席か自由席かでかなり金額が変わってくる。更に、当日券と前売り券でも価格が変わる。

チケットの 取り扱い はインターネットでBリーグの公式ページ「Bリーグチケット」か、「チケットぴあ」、「ローチケ」、「イープラス」で購入できる。

Bリーグチケットであればスマホで受け取れるため、非常に便利。尚、ここでは会員登録をした上で ログイン してから購入する形になる。

試合会場でも当日券を購入できるが、前述のように割高(500〜1,000円増し)なのであまりおすすめできない。

席別の値段を見てみよう。最も安い席は2回の自由席(立ち見を含む)で、前売りであれば1,800円程度で買える。

ただ、バスケットボールはスピード感と迫力と臨場感、ダイナミックさが醍醐味である。せっかく見るのであれば、1階指定A席かS席、SS席に座りたい。

こうなると、チケットの価格は3,000〜4,000円程度になる。この座席のレベルでこの値段であれば決して悪くはないだろう。

更に、シーズンチケットを購入すれば、良い席ほど一枚あたりの値段が大幅に安くなり、お得だ。もしも贔屓の クラブ があるのなら、絶対にこっちの方がおすすめ。

まとめ: 今後更なる発展に期待

成長著しいバスケBリーグは、興行収入も毎シーズンうなぎ上りで、今後も全く目が離せない。

2026年にはリーグ構想改革を行うことを掲げており、よりアジアを中心とした国際市場へのマーケティングを強め、ビジネスの拡大を加速させる予定だ。

こういった流れが強まれば、有力な海外の選手の獲得も可能になってくる。リーグ全体のレベルの底上げにもなり、益々面白いことになる。